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掃き溜め戦隊くずかごん

2010年11月30日(Tue)
【くらだしどうふ】
一次キャラ物創作の中でも思い入れの深い作品(その割には凍結中)のキャラ初期会話集を蔵出ししてみる。
べ、別に日記更新のネタが無いとかそういうんじゃないから!勘違いしないでよね!!

ちなみに表記は当時のままです。…の使い方が違ったり「」が多かったり不思議な感じ。




A:「あれ?どこ行くんだよ?」
B:「うん……ちょっと…神と化しに」
A:「…髪とかしに?」
B:「違うけど……じゃあもうそれで良いや」
A:「…………。」



B:「あー…喉渇いた。」
A:「…何も持って無いからな」
B:「じゃあ…お前の血液で良いや」
A:「…血液型違うから却下」



B:「良いか?子供を返して欲しければ1億用意するんだ」
A:「…扇風機に向かって何をやってるんだ?」
B:「…雰囲気作り」

A:「……インゲンなんて嫌いだ」
B:「何でだよっ!?同じ地球の、たった一文字違いの仲間だろっ!?」
A:「……じゃあ、お前は仲間を食べるのか?」
B:「え………っ?」
A:「…………」
B:「…………」
A:「…………」
B:「お前は……仲間を食べなくても生きていけるのか?」
A:「…………スマン。俺の負けだ。お前の電波具合にはついていけない」



A:「ウか……ウガンダ」
B:「ダイソン殻」
A:「クロアチア」
B:「アトランティス」
A:「す……スリナム」
B:「ムー大陸」
A:「…………グアテマラ共和国」
B:「グラナダ」
A:「……なあ、このしりとりの方針覚えてるか?」
B:「地名だろ?」
A:「……1つ位は実在する物を言ってくれよ」
B:「どれも実在する。心が悪しき者には見えないだけだ……」
A:「……はあ」
B:「気にするな……お前も帰依すれば見えるようになるさ」
A:「……そこは宗教的なんだ」



B:「裏日本ってさぁ…」
A:「ああ。」
B:「あんまり裏じゃ無いよね」
A:「……どこら辺がだ?」
B:「裏って言ったらやっぱり…日本を乗っとろうとする秘密結社とか、本当の首都とか、封印された怪物とかが必要だと思うんだ」
A:「そうか」
B:「その点、今の裏日本を裏って言うのは失礼だよね」
A:「いや、失礼なのはお前だろ……?」
B:「そういうわけで、僕の老後の夢は裏日本に住む事」
A:「……裏じゃないのに?」
B:「僕が裏にしてみせる。そう……僕は裏日本の神になるっ!!」
A:「……はぁ」



A:「煙突何本?」
B:「7本」
A:「……留年か。」
B:「しかし、そこで同数の0が救世主として登場」
A:「……何でわざわざ救世主をメシアと読むんだ?」
B:「そこが煙突有りと無しの差だね」
A:「それなら無い方がマシだ」



B:「駅前の美容院行くのヤメときな…」
A:「何?得意のオカルト的要素でもあるのか?」
B:「…いや、サービスが悪いんだ」
A:「…珍しく発言が普通だな」
B:「この僕が渾身の力を込めた願いを踏みにじるなんて…」
A:「…聞いてないし」
B:「僕はただ、キムタクみたいな顔にしてくれって言っただけなのに…」
A:「ごめん。前言撤回。やっぱりお前は変だ」



A:「お前の力を見込んで頼みがある…」
B:「……何?」
A:「呪い殺してほしい奴がいるんだ」
B:「…わかった。どんな人?」
A:「自分を【汚れた下界に産み落とされた神に匹敵する力を持った堕天使】だと信じこんでいる【大神 一臣】って名前のバカだ」
B:「…面と向かって遠回しに死ねって言うの、やめない?」




B:「♪ おーきな 栗のー木の下でー 」
A:「…とか言いながらメロディは【大きな古時計】なんだな」


(都合により欠番)



B:「彼女欲しいな…」
A:「……」
B:「…何、その目は」
A:「いや……お前がそんな事言うのが意外だったから……」
B:「あー…早くテラちゃんを自分のモノにしたいなぁ……」
A:「…外国人?」
B:「うーん…グローバルな感じ?僕よりも大きくて、包容力がある人なんだ。青い目…っていうか、肌が印象的な子でさぁ…」
A:「…一応訊くが、歳は?」
B:「んー…46億ぐらいかな?」
A:「…やっぱりか」




A:「昨日は最悪だった…」
B:「ふーん…僕は最高だったよ?」
A:「そうか…」
B:「君の困った顔が見れたし」
A:「や っ ぱ り お 前 の 仕 業 か っ !」



B:「気になる結果が出たんだ…」
A:「どうした?珍しく思いつめた顔なんかして…」
B:「いや…占いで出たことで、詳しくは言えないし、わからないんだけど……」
A:「何だよ?」
B:「…聞く勇気ある?」
A:「勿論」
B:「近いうち…」
A:「近いうちに…?」
B:「君の運命を変える出会いがある」
A:「これ以上悪くはならないだろうから大歓迎だな」




A:「クーペの存在意義そのものが解らない。寧ろあれは無いに等しい」
B:「随分とマイナーなネタを持ち出してきたな…」
A:「…正直、お前にだけは言われたくなかった」
B:「うーん…クーペはね…」
A:「聞けよ」
B:「君みたいな存在だねー」
A:「(…俺、暗に存在意義無いって言われてるのか?)」




B:「空集合って何か嫌だ…」
A:「そうか…?お前に嫌われる為なら俺は空集合になるのも辞さない覚悟だがな」
B:「でもさ、どんなに消え去りたいと願っても自分が居たって記録が残っちゃうんだよ…?」
A:「…………。」
B:「どれだけ消したくても、何度消しても、ずっと存在が残ってるなんて……そんなの嫌だよ……」
A:「一臣……」
B:「ごめん……空集合を見ると、いつも思い出しちゃうんだ」
A:「……いや、気にするな」
B:「あの男の事を……そう、僕が何度倒しても消えずに何度もしつこく蘇ってくるあいつの事を……っ!あいつこそ、魔界における空集合っ!!奴の瞳を見ただけで我が至高の軍は一瞬にして……」
A:「……一瞬でも深刻に受け取った俺が馬鹿だった」




A:「剣道か…嫌だな」
B:「何が?」
A:「次からの体育の授業」
B:「ふーん…興味無いや」
A:「…お前、この間『一応剣で戦うのが得意』とか自己紹介の時間に言ってなかったか?」
B:「だって、真剣じゃないし素人相手だからつまらないよ…」
A:「……はぁ、次から体育サボろうかなー」
B:「うん。君は魔術師タイプだから無理しない方がいいよ」
A:「…その分類だとお前は何になるんだ?」
B:「守護者」
A:「また微妙なところを……」



B:「血液検査……?」
A:「ああ。昨日、帰りのHRで担任が言ってただろ…?」
B:「聞いてないよ…その時僕は【草場の陰で、冥府に巣食う亡者共の手から楽園を守っているお祖父様】と交信するので忙しかったんだ…」
A:「…あの世でも現役なのか。せめて見守る位にしておけばいいのにな」
B:「じゃ、僕は早退するよ…」
A:「その前後の繋がりはどこから来た…?つーか、検査はどうするつもりだ?」
B:「この崇高な堕天使の血は、愚かしい人間共には有害だから地上の状況に適応させてから持ち込む事にするよ…」
A:「…何かもう滅茶苦茶だな」



B:「こうなったら…最後の手段を使うしか無いのか…」
A:「…オセロで最後の手段とか不可能じゃないか?」
B:「ふ…ナメるな?見ているがいいっ!!秘技、【暗黒転移】っ!盤上の白き騎士達を暗黒面に堕としてやる…そう、貴様の持つ2万の兵は今から総て我が手足となり…」
A:「…端から一個一個引っくり返しながらそんな事言ってて惨めにならないか?」
B:「そうして俺の心を乱すつもりだな…?【聖なる殉教者】よっ!その程度の策で堅牢なる私の心が揺らぐと…」
B:「…引っくり返すの手伝ってやろうか?」
A:「…………うん」
B:「…ちゃんと設定考えてから話せよな。一人称バラバラだぞ」
A:「……ごめん」




A:「催眠術とか気になるよな…」
B:「…………」
A:「…何だよ。そのゴミ置き場に群がるカラスを見るような軽蔑の眼差しは」
B:「いや…うん。良いんじゃ…ないかな?」
A:「…何でお前に憐れみの目を向けられなければならないんだ?」
B:「いや…えっと…ほら、頑張れっ!!」
A:「…何かいらつくから、さりげなく後退するのやめないか?」



B:「流石…【旋風の魔術師】といったところか」
A:「何を…言ってるんだ?」
B:「とぼけるつもりか…?まあいい、何も言わなくてもわかってるさ。先ほどのアレは…お前からのプレゼントだろ?」
A:「…プレゼント?」
B:「本当にシラを切るのが上手いな…そこまでするなら僕から言ってやろう」
A:「いや…別に興味無いんだが」
B:「そう…今から10分ほど前の事だ。僕の前を歩いていた乃亜…まあつまり妹のスカートが急にふいた風で翻ったんだ…乃亜の決死の抵抗も虚しく、彼女のスカートは風の力でほぼ真上にあがり、後ろを歩いていた僕の眼には…言葉では形容出来ないほどの絶景が見えた。あれはまさに地上の楽園。失われたエデンの面影を確かに持った乃亜こそが【蒼い血の一族】の使命を……って利信?聞いてるのか?」
A:「ツー……ツー……」
B:「…電話切りやがった」



A:「死にてぇ…」
B:「…死んじゃ駄目だよ」
A:「……?」
B:「君は絶対に死なせない」
A:「一臣……」
B:「それこそが…僕の【蒼血の守護者】としての役割であり、生き甲斐なんだから…!」
A:「…やっぱり結論はそうなるのか」




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